2011年12月23日金曜日

ロタウイルス感染症の対処

ロタウイルスに感染すると、下痢と嘔吐を繰り返すため、大量の水分が失われてしまいます。

そのため、脱水症状を防ぐためには、こまめな水分補給が必要になります。

しかし、激しい嘔吐が続く時は大量の水分補給によって嘔吐を招く恐れがありますので、激しい嘔吐が続く3~4時間は絶食、絶飲に近い状態にする必要があります。

その後、嘔吐がやや治まってくると水分をこまめに補給する必要があります。

ミルクや牛乳は弱った胃腸に負担を与えてしまいますので、下痢や嘔吐を長引かせる恐れがありますので控えるようにしましょう。

その後、嘔吐が治まってからも下痢が続く事があります。

大量の水様便が出る時期は、体の水分や電解質も同時に失われますので、塩分や糖分も同時に補給する必要があります。